【コラム】22. トリミングのトレンド:最新のトリミングスタイルと流行
はじめに:SNSが変えた「犬のファッション」の最前線
人間のヘアスタイルやファッションに四季折々の流行があるように、ワンちゃんのトリミングスタイルにも時代を反映した「旬」が存在します。
かつてはドッグショーの規格に沿った伝統的なカットが主流でしたが、現在はSNSの普及により、世界中のクリエイティブなカットスタイルがリアルタイムで共有されるようになりました。
「次はどんなカットにしようかな?」とSNSでハッシュタグを検索する時間は、飼い主様にとって大きな楽しみの一つとなっているのではないでしょうか。
圧倒的人気!「韓国風カット」が作るぬいぐるみのような魔法
現在、トイ・プードルやマルチーズ、ビション・フリーゼなどの小型犬を中心に、圧倒的な支持を集めているのが「韓国風カット」です。これは、従来のテディベアカットをさらに進化させた、究極の「ぬいぐるみ感」を追求するスタイルです。
ニュアンスのポイント: 最大の特徴は、マズル(口まわり)の作り方です。あえてマズルを大きく、ふんわりと丸くボリュームを持たせることで、幼い表情を引き出します。
耳のバランス: 耳は短めに揃えたり、耳の付け根を高く見せる「高耳スタイル」にしたりすることで、顔全体の丸みを強調します。
「愛らしさ」の強調: まるで市販のテディベアが歩いているかのような、あどけなく清潔感のあるビジュアルが、現代の住宅事情やライフスタイルにマッチしています。
見た目の可愛さから「持続可能な健康美」へのシフト
一方で、トリミングのトレンドは「形」だけにとどまりません。
近年、意識の高い飼い主様の間で急速に広がっているのが、「愛犬への負担軽減(負担レス)」と「自宅でのケアしやすさ」を両立させたスタイルです。
私たちDogsalon Sphere(スフィア)が最も重要視しているトレンドも、まさにこの「機能美」にあります。どんなに可愛いカットでも、それがワンちゃんの健康を損なったり、日常生活のストレスになっては意味がないからです。
眼病予防の目元カット:
トレンドの丸みを維持しつつ、涙やけや眼球への刺激を防ぐために、目頭や目元はすっきりと短く整えます。これにより、可愛さと衛生面を同時にクリアします。
安全を守る足元ケア:
フローリングでの滑りや転倒を防ぐため、足裏の毛の処理はもちろん、足先だけをすっきりさせる「足先バリカン」をデザインに自然に組み込むスタイルも人気です。
シニア犬のための「スピード&クリーン」:
体力が低下したシニア犬に対しては、長時間の立位保持が必要な複雑なデザインは避け、手早く仕上がり、かつ汚れにくい「生活重視」のスタイルをご提案しています。
日常のケアが難しい場合は一度短く刈る場合も
被毛が絡まりすぎていたり、毛玉だらけの場合は一度短く刈り、その後毎日の十分なケアを行い、被毛が伸びてきた際にデザインカットへシフトすることもご提案させて頂く場合がございます。
Sphereが考える「究極のトレンド」とは
流行は時代とともに移り変わりますが、変わらないのは「その子に似合っていること」と「その子が快適であること」です。
Sphereでは、ワンちゃん一人ひとりの骨格、毛質、毛量、そして現在の年齢や体調を詳細に分析します。その上で、飼い主様が日々どれくらいブラッシングの時間を取れるかといったライフスタイルまでを考慮した、世界に一つだけの「オーダーメイド・スタイル」を作り上げます。
「今の流行りを取り入れたいけれど、うちの子の負担も減らしたい」
そんな想いに寄り添い、流行の「華やかさ」と機能的な「健康管理」をプロの視点で融合させる。それこそが、Sphereが提供するトレンドであると考えています。






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